「ナイガイ靴下博物館」 に対する検索結果 : 41

情報所有館 : ナイガイ靴下博物館 

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二つ折り子供靴下

昭和初期(1930年頃)の輸入品。サイズは、6インチ半(約17cm)の子供靴下。三越百貨店(値札50銭)で販売されていたもの。足首丈で二ツ折りにして履いていた。折り返し部はセーター編機、足首から爪先は靴下編機で編まれている。縫い合わせ部を隠す様に二ツ折りにして履いたオシャレな子供靴下。 年代:1930


ダービー靴下

昭和初期(1931年頃)のフルファッション式の畦編み靴下。イギリスのダービー州に住むジュデデイア・ストラット氏が開発したリブ編機で、ダービー編機と呼んだ。同機は国内に現存してなく、靴下の外観から特殊な形態をした編機が想像出来る貴重品。 年代:1931


ゴム入り靴下

昭和7年(1932年)頃、ゴム糸が開発される前のゴム入り靴下。ゴム糸を何処から入手したのか。靴下にゴム糸を編む夢を実現する為、思考錯誤した初期品。『セルフィックス』と命名し商標権を取得した。今の編み方と少し異なるが、当時の開発者達にとっては、ゴム糸を編み『ズレ落ち』を防ぐ目的は達成された逸品。今の形になったのはずっと後の戦後から。 年代:1932


特殊形態ハイソックス

昭和7年(1932年)頃、ふくらはぎ部の編地を円形状に切り開き、その上部をV字状に引き上げ膝下で留めたもの。ガ-ターで吊って履くのが普通の時代、ガーターなしで簡単に履くことのできるアイデアソックス。 年代:1932


ジャカード靴下

昭和初期(1934年頃)の柄靴下、編み柄が希少な時代にジャカード柄編機をイギリスのウイルト社から(株)ナイガイが輸入し生産したもの、2色の糸を任意に組合せ柄を表現する編み方、靴下に限らずニット編地のセーター等、現在を代表する柄の1つである。ウイルト編機は東京農工大学(東京都小金井市)の科学博物館に展示、紹介されている。 年代:1934


手刺繍柄靴下

昭和10年(1935年)頃、足首部に手刺繍されたオシャレな『フルレングス』スタイルの靴下。ゴム糸が無い時代、ガーター(ゴムテープに留め具を付けたもの)で吊って履いた靴下を『フルレングス』と呼び、やや長めの丈が特徴。刺繍加工は手作業で編目1つを1ブロックとし、刺繍糸をブロック毎にかがりつけ、柄を表現した。靴下専門に加工する熟練者が携わり、編み柄では表現できない刺繍ならではの繊細な柄靴下。 年代:1935


フートカバー

昭和初期(1936年頃)のフートカバー。着用する時は、靴の中に隠れる様短く曲線状に裁断、縫製した造り方は今とほぼ同じ。いつ、誰が、どの様な時に履いたのか興味深い逸品。 年代:1936


軍足(陸軍用)

第2次世界大戦時の軍足。陸軍用は踵が無く、棒状に編まれている。 素材は天然素材100%。棒状の理由は、(1)踵の位置を固定せず、暗闇でどの向きからも履ける、(2)小物入れにも利用出来るからである。 年代:1940


軍足(海軍用)

第2次世界大戦時の軍足。海軍用は足の形状に合わせ踵が編まれている。  素材は天然素材100%。陸軍用と異なり、履き心地が良くオシャレに造られている。 年代:1940


ゴム入り靴下

昭和23年(1948年)頃のゴム糸の入った靴下。休止していたゴム入り靴下の開発を再開し、同時に靴下専用ゴム糸(断面は丸く、細く、長い。)が開発された。ガ-タで吊っていた時代が終わり、靴下にゴム糸を編む画期的なもので、脚部丈が短い。現在形の始まり。 年代:1948


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