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情報所有館 : 日産ヘリテージコレクション 

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オースチンA50 ケンブリッジサルーン

戦後、乗用車の生産が全面的に解除されたのは1949年(昭和24年)10月でした。時間的にはわずか4年の中断とはいえ、日本の自動車産業にとっては大きな痛手となりました。そこで、政府は将来を見据えて海外メーカーとの技術提携を結び、生産や設備に関する技術やノウハウを吸収することを奨励しました。日産自動車では1952年(昭和27年)に、当時アメリカの輸入車市場でナンバーワンであった、英国のオースチン社と提携しました。その内容は、年間2000台分のオースチン社の乗用車部品を輸入して、日産の工場で組み立てることから始まり、徐々にその部品を国産化するというものです。翌年から日産の鶴見工場(神奈川県)で、…年代:1959


オースチンA50 ケンブリッジサルーン

英国のオースチン社との技術提携によって、日産自動車が生産したオースチンA50ケンブリッジサルーンです。当初は5人乗りのセダンでしたが、1957年(昭和32年)7月発売のモデルから定員が6名となり、1H型と呼ばれる直列4気筒1489cc、動弁機構をOHVとしたエンジンの最高出力は57馬力に向上しました。乗り心地や後方視界に関する改良も施されています。この6年あまりにおよぶ経験は、ダットサン(210型系)や、後に誕生する高級乗用車セドリックにも反映されることになりました。なお本車両は、高松宮様ご自身が実際に運転をされていたものです。年代:1959


スカイウェイ

スカイラインは、高性能セダンとクーペ。というイメージがすっかり定着していますが、過去のモデルにおいては、ステーションワゴンやハッチバックといった、たくさんの荷物が積めるモデルも存在していました。1959年(昭和34年)に誕生したスカイウェイは、初代スカイラインの高級コマーシャルカー(商用車)としてラインアップされていたモデルです。直列4気筒1484cc・OHVを採用したGA4型エンジン(のちに60馬力から70馬力にアップ)、ダブルウィッシュボーン式のフロントサスペンションなど、基本的なメカニズムはセダンと同一ですが、荷物積載を考慮してリヤサスペンションは、半楕円のリーフスプリング式に変更され…年代:1960


ブルーバード 1200デラックス

ラリーで鍛えられ、海外へも輸出されたダットサン(210型系)の後継車として、1959年(昭和34年)8月にダットサン310型が誕生しました。このクルマから初めておなじみの「ブルーバード」という愛称がつけられます。このモデルは、1960年製(昭和35年)のE1型1189ccエンジン(55馬力)を搭載。車体の横には、たくさんの文字が記されています。皇太子様と美智子様のご成婚を記念して1963年(昭和38年)に建設中だった、「こどもの国(神奈川県)」に全国の花を届けるという、朝日新聞社と46都道府県主催のイベントのため、親善大使「フラワーカー」として起用されたためです。当時は国道といえども未舗装…年代:1960


ブルーバード 1200デラックス

メーテルリンクの童話「青い鳥」にちなんで名前をさずかった、初代ブルーバードは、マイカー時代に「幸せを運ぶ青い鳥」というキャッチコピーとともにデビュー。1959年(昭和34年)8月の誕生当初は4人乗りでしたが、その2か月後に後席の幅を拡大して、国産小型乗用車初の5人乗りセダンとなりました。エンジンは1000cc・38馬力と、1200cc・43馬力を搭載していましたが、翌年10月にマイナーチェンジ。型式名が311型となると同時に、それぞれ45馬力と55馬力にパワーアップしました。また、前身であるダットサン1000よりも、ひとまわり大きいボディサイズながら、全体で30kgもの軽量化実現。1961…年代:1961


ブルーバード 1200デラックス

ダットサン310型は、は、1959年(昭和34年)8月に排気量を意味する1000・1200シリーズとして登場しました。当時としてはまだ珍しい独立懸架サスペンションをフロントサスペンションに採用することで、快適な乗り心地を実現。凝ったメカニズムとパワフルなエンジン、広い車内空間など、小型車のお手本的存在として注目を集めました。1960年(昭和34年)10月に登場したダットサン311型は、エンジンパワーがアップし、1000は、38馬力から45馬力に、1200は43馬力から55馬力に向上しています。1200の最高速度120km/hは、当時の国産小型車の中では最速を誇りました。発売後1か月で8000…年代:1961


セドリック カスタム

日産自動車と英国オースチンとの技術提携は、1952年(昭和27年)にオースチンA40サマーセットサルーンのノックダウン生産から始まりました。その過程で習得した生産技術を活かして開発されたのが初代セドリック(30型)です。1960年(昭和35年)にオースチンとの技術提携が終了するのを受けて、期待の中型車として1960年(昭和35年)4月に1500ccがデビュー。エクステリアで目を惹くのは、縦型の4灯式を備えたフロントマスクで、重厚感も感じさせるモダンなフォルムが人気を集めました。搭載エンジンは、直列4気筒OHVの1883ccで、88馬力と日産自動車の新世代サルーンにふさわしい動力性能を備えて…年代:1961


スカイライン スポーツ

1962年(昭和37年)4月に登場したスカイラインスポーツは、ひと目見て従来のセダンとは一線を画す流麗なフォルム、特徴的なフロントマスクを備えていました。デザインはイタリアの著名デザイナー、ジョバンニ・ミケロッティが手がけたもので、デザイン先進国のイタリアでは市販前にショーデビューを果たします。1960年のトリノ国際自動車ショーで話題になるなど、発売前から期待を集めて登場します。この流麗なボディは、イタリアから職人を招聘し、技術提携をしながら手作業でのボディ制作という凝ったものでした。エンジンとシャシーはグロリア用を流用。1862ccの直列4気筒は94馬力を発生。価格はクーペ185万円、…年代:1962


ブルーバード 1200デラックス

1959年(昭和34年)の発表会で12万人もの人出を集めた初代ブルーバード(310型)は、翌年3月には累計2万台を出荷、対米輸出も始まりました。そして、翌1960年(昭和35年)10月にトランスミッションをフルシンクロに進化させた311型が登場。そして1961年9月にはテールランプを大型化した312型がデビューしました。このブルーバード1200デラックス(312型)は、初代ブルーバードですが、2度のマイナーチェンジを受け、フロントグリル、フロントライトの意匠を丸型に変更するなど、イメージを一新しています。インテリアではメーターパネルのデザインを変更、トランクの開閉がキー操作で可能になり、…年代:1962


フェアレディ1500

1961年(昭和36年)秋に開催された東京モーターショーで、話題をさらったのが、SP310と呼ばれたフェアレディ1500です。ダットサン310型(初代ブルーバード)のシャシーとセドリックのエンジンをベースにしたものですが、スポーツカーらしいフォルムをまとっています。エンジンはもちろん1500cc(1488cc)で、最高出力は71馬力、最大トルクは11.5kg-mを誇りました。海外にも輸出されたフェアレディ1500は、ツインキャブレターを採用することで80馬力にまでパワーアップされていました。この記念車は、日本の近代モータースポーツの幕開けとなった「第1回日本GPレース」(1963年・鈴鹿)の…年代:1962


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